ValentineDream -Climax-
2007年 02月 21日
「待って!・・・・・・また、私を傷つけるの?」
「は・・・・・・?」
思わず足が止まる。
「本田君、言ったよね?私のことを考えてたって。私のこと、好きだったって!
今はもう、違うの?私のこと嫌いなの?」
「何を・・・・・・。嫌ってるのは、君のほうだろ?」
わけがわからない。俺は、完全に嫌われたはずだ。
「なんで?なんで私が本田君を嫌うの?
私、好きだったって言われて、すごくうれしかったのに。
なんで、嫌ってるだなんて言われなきゃならないの?」
だって、俺は、勝手な妄想で、木村さんを傷つけて
「私、確かにあの時は傷ついてた。悲しかった。
だけど、本田君、言ってくれたじゃない。
あれは、本心なんかじゃなかったって!
それも・・・・・・、嘘なの?」
「本田君、勘違いしてる。
私、そのくらいで本田君のこと嫌いになんかなったりしない。
・・・・・・バレンタインに女の子が渡すチョコレートの意味、知ってる?」
なんで、本田君はあんなことを言うんだろう。
私の気持ちは、いつだって、ずっと、一緒なのに。
「私は、本田君のことが好き。だから。今日も渡そうってずっと思ってた。
答えて。本田君は、もう、私のこと嫌いなの?」
思い切ってみた。
もう、自分を抑えることができなかった。
「好きだよ!好きに決まってる。」
「だったら・・・・・・。」
言葉が続かない。
それっきり、屋上は沈黙が続いていた。
「は・・・・・・?」
思わず足が止まる。
「本田君、言ったよね?私のことを考えてたって。私のこと、好きだったって!
今はもう、違うの?私のこと嫌いなの?」
「何を・・・・・・。嫌ってるのは、君のほうだろ?」
わけがわからない。俺は、完全に嫌われたはずだ。
「なんで?なんで私が本田君を嫌うの?
私、好きだったって言われて、すごくうれしかったのに。
なんで、嫌ってるだなんて言われなきゃならないの?」
だって、俺は、勝手な妄想で、木村さんを傷つけて
「私、確かにあの時は傷ついてた。悲しかった。
だけど、本田君、言ってくれたじゃない。
あれは、本心なんかじゃなかったって!
それも・・・・・・、嘘なの?」
「本田君、勘違いしてる。
私、そのくらいで本田君のこと嫌いになんかなったりしない。
・・・・・・バレンタインに女の子が渡すチョコレートの意味、知ってる?」
なんで、本田君はあんなことを言うんだろう。
私の気持ちは、いつだって、ずっと、一緒なのに。
「私は、本田君のことが好き。だから。今日も渡そうってずっと思ってた。
答えて。本田君は、もう、私のこと嫌いなの?」
思い切ってみた。
もう、自分を抑えることができなかった。
「好きだよ!好きに決まってる。」
「だったら・・・・・・。」
言葉が続かない。
それっきり、屋上は沈黙が続いていた。
by cursedbird
| 2007-02-21 23:08
| 小説