バフォメットファンを自称する    INTエルフ。風属性。     ゴスロリ大好き。


by cursedbird
カレンダー

<   2007年 02月 ( 31 )   > この月の画像一覧

ValentineDream -SydeGirl-

「ふぅー。終わった終わった。帰ろーっと。」
「んじゃ、アタシはバスケの方に顔出してくるから。」
「私も、部活いくね。」
「うん、わかった。じゃーねー。」
「おう。
「ばいばい。」

そういえば、一人で帰るのもずいぶん久しぶりな気がする。
「・・・・・・よし。」
今日は、さっさと帰って、明日の分に力を入れよう。
せっかくだから、ケーキにしようか。
それともやっぱり、チョコで行くか。
あるいは、クッキーにするか。
・・・・・・。よし、あれでいこう。時間もあるし。

「お姉ちゃーん!ケーキとクッキーの作り方教えてー!」
「え?ケーキとクッキー?あんた欲張りねぇ・・・・・・」
言うなり、呆れられてしまった。
「うん、チカちゃんとアキちゃんにもあげることになっちゃってさ。」
「はぁ・・・・・・。」
お姉ちゃんはため息をつくなり自室へ戻る。
そして、少しすると戻ってくる。手に小さな紙切れを持って。
「ほら。これ買っといで。お金は?」
「えっと・・・・・・。」
財布の中を確認する。
「うん、大丈夫だと思う。」
「オッケー。ほら、行っといで。準備しとくから。」
「ありがとう。行ってくる!」
そう言って家を飛び出す。

よーし、お姉ちゃんが教えてくれるんなら、百人力だ。
ふふふ・・・・・・。待ってろー。
最高のバレンタインをプレゼントしてやるんだから!
[PR]
by cursedbird | 2007-02-10 20:16 | 小説

緊急連絡

VDの途中だけど緊急連絡だよ!

とりあえずHPを仮設置してみたから皆見てみてね!

BBSはまだ探してないんだけど
無理やり時間作って設置するから
設置完了したらぐだぐだしてね!

リネ・リアル関係なしに楽しんじゃおう。

まだまだ工事中ばっかだけど勘弁してね!


リンクは→にあるよ!
[PR]
by cursedbird | 2007-02-10 14:31 | 注意

ValentineDream -SideBoy-

「ふぃー。」
今日の授業も終わり。
そして明日、明後日は休みだ。
「おーいミツル。けーるぞー。」
もたもたと片づけをしているミツルを呼ぶ。
しかし、ミツルは返事をしない。
「おい、何やってんだ?」
もう一度声をかける。
片づけを終えたらしく、こっちにやってくる。
・・・・・・妙な笑顔で。
「はっはっはっはっはっはっは!すまんなセイジ。今日は帰さな・・・・・・じゃない。帰れないぜ。」
「なんだよ、気持ちわりぃ笑いだな。」
「実はな」
なぜか小声になり、周囲を気にする。
「ある女子からな、放課後にちょっと待っててくれって言われてな。」
「ほぅ。ついに宅配開始か。」
「そうなんだよ。貴方の想いを東西南北どこまでも~って、違う!
 そもそもお前は、チョコの宅配のために、人を待たすのか!?」
「多分。」
「お前、多分人じゃねぇ・・・・・・」
ミツルが何かを諦めたような声になる。
「だぁー、わぁってるよ!で、イタズラなんじゃねーの?誰も来ませんでした、みたいな。」
「違う。絶対違う。あの子はそんな子じゃない。」
「たいした自信だな。誰なんだ?」
「ふっふっふ。どうだ、うらやましいか?でも、誰かまでは言えねぇな。
 ま、月曜日を楽しみにしてな。」
「おー。ま、お前の幸運を祈っててやるよ。」
「やめろ。疫病神が憑く。」
「ハハ、つけてやろーか。」
「やめろっての。」
しばらく、小さな追いかけっこが続く。」

「ハハハ、っと。俺そろそろ帰るわ。じゃな。」
「おー。じゃーな負け犬。お前にも幸運を、ってな。」
[PR]
by cursedbird | 2007-02-09 00:06 | 小説

ValentineDream -SideGirl-

「やっほー、チカちゃん。おはよー。」
「おはよ、チカちゃん。」
「や。ミー、アキちゃん。」
今日も、いつも通り校門の前で三人がそろう。
ふとチカちゃんが鞄以外の袋を持っていることに気づく。
「あれ、チカちゃんも?」
「まーな。だって、土曜休みじゃん。」
「同じこと言ってるよ・・・。」
今日は、チカちゃんもアキちゃんもチョコの入った袋を持っていた。
そのことをアキちゃんに尋ねたときも、同じような回答だった。
「さぁー、待ってろよ、モテない後輩たち!」
なんだか楽しそうなチカちゃんにつられて、三人で笑いあう。

「えーと、後輩に渡しにいくから、今日は一緒に帰れないね。」
「だな。」
チカちゃんが持ってきたクッキーをかじりながら、いつものように話す。
「私も行くから・・・・・・。ごめんね。」
「え?いいよ。気にしてないから。」
あわてて首を振る。
「そういえばチカちゃん、これ手作り?」
「ん~、ほとんど母さん。」
ハハ、と笑いながら頭をかく。
その様子を見ながら、
「私も、みんなに何か持ってくればよかったかな。部活のだけしかないや。」
とアキちゃん。
「んなに入んないって。」
「月曜日に持ってこようか。」
「やったー。アキちゃんのお菓子!」
アキちゃんは家庭部に入っていた。そのせいか、料理はやけに上手い。
勉強も料理も上手いなんて、うらやましい限りだ。
「そういえば、ミーは?」
ここぞとばかりに、目を光らせるチカちゃん。
なんだか、ヤな予感がした。
「え・・・・・・」
「ま・さ・か、食うだけなんて、言わないよね~?」
「わ、わかったよ~。」
「手作りじゃねーと許さねーからな?」
「わ、わかってるよ」
こうなったら、こっちもお姉ちゃんに聞くしかない。
[PR]
by cursedbird | 2007-02-08 23:01 | 小説

ValentineDream -SideBoy-

「ようセイジ。おは・・・・・・いてっ!」
いつものようにハイテンションなミツルを、とりあえずしばいておく。
「んだよ、朝っぱらから。」
「別に。」
「何かあったのか?」
「別に。」
「へーへー。そういうことにしとくわ。」
「おー。」


「ふー。」
どうにか、昨日よりはマシになった。
授業中も休み時間も、自然と目が向くようなことはない。
やっぱり、睡眠は偉大だ。

「さぁー、放課後が楽しみだ。」
「何がだ?」
昼休み。いつものようにミツルがやってくる。
こいつがハイテンションじゃない日は見たことがない。
「ほら、靴箱にチョコが入ってるかもしれねーじゃん?」
「とても食えるモンじゃなくなるな。」
「るせ。他にも、女のコに呼び止められるかもしれねーじゃん!」
「何々君に渡してください、ってな。」
「そうそう。期待させといてあの人に―――って違うっ!!
 俺にだよ!俺に!」
「ふーん。まぁ頑張れ。」
「あ、ヒデェな。」
というか、どうやればこんなにポジティブでいられるんだろうか。
「そーいやお前、この人から!って人いんの?」
それとも、こいつも悩むことがあるのだろうか。(とくにああいう方面で。)
そう思ってこっちから振ってみるが
「美人なら誰でもいーかな。」
「あ、さいですか。」
訊いた俺がバカだったようだ。
「お前は?」
「別に。」
「さいですか。」
[PR]
by cursedbird | 2007-02-07 19:48 | 小説

ValentineDream -SideGirl-

「ただいまー。」
「ん、おかえり美崎。」
家に帰ると、お姉ちゃんが迎えてくれた。
お姉ちゃんの名前は雪。今は高校二年生だ。
お姉ちゃんは何も言わないけれど、ものすごく頭がいい。

「ねー、お姉ちゃん。」
「何?」
「もうすぐバレンタインだよね。誰かにあげるの?」
お姉ちゃんはあごに手をあて、んー、とうなったあと
「まぁ、義理はね。それより、勉強は大丈夫なの?
 この前の模試、ギリギリだったじゃない。」
「う・・・・・・。」
お姉ちゃんまで・・・・・・。
その話題にしたくなかったから先手を取ったのに。通用しなかった。
「浮かれるのはいいけど、ちゃんと合格できるの?」
「う、うん・・・・・・。なんとか・・・・・・。」
「ギリギリじゃダメなのよ?まったく。」
うー、厳しい・・・・・・。
「ふぅ、ま、いっか。で、あんたはなんで急にそんなこと訊くの?」
「え、う・・・・・・、別に」
しまった、と思った。
お姉ちゃんにこういう答え方は良くない。
「ふふふ・・・・・・。誤魔化すのヘタね。ひょっとして、本命かしら。」
「うぅ・・・・・・。」
お姉ちゃんは、人一倍鋭い。あんなヘタな答え方では、正解を言っているのと何も変わらない。
「あんたもオトシゴロってわけ、か。いいわ、しばらくは浮かれてなさい。
 そのかわり・・・・・・地獄を覚悟することね。」
「う・・・・・・、うん、わかった。」
なんか、アキちゃんと同じことを言われたような気がする。
[PR]
by cursedbird | 2007-02-06 23:16 | 小説

ValentineDream -SideBoy-

眠れないって、アリですか?
ねぇ、アリなんですか?
誰か答えてくれ・・・・・・。

ヤなコトは寝て忘れる。
そう思って早く帰ったのはいいんだが・・・・・・。
寝れねェ!!
気になって仕方がない。
目が冴えて眠れやしない。
寝ようと思ってムリヤリ目を閉じると、よけいに彼女の顔が・・・・・・。

あああぁぁぁぁぁ――――――――――!!
もう、助けてくれ・・・・・・。
これ以上俺を悩まさないでくれ・・・・・・。

これがいわゆる、"ハマる"というヤツなんだろうか。
何をしようにも気になって気になって仕方がない。
ううう・・・・・・。俺にどうしろと言うんだ・・・・・・。
こうなったのも、ミツルのせいだ・・・・・・。
アイツがあんな話題なんか振るから・・・・・・。
そうだ、きっとそうだ。
ここしばらくは収まってたっていうのに。
うらんでやる。ぜってー、うらんでやる・・・・・・。



結局、この少年は五時に寝る準備をしたものの、
眠れないまま六時に夕食に呼ばれ、
七時に再びベッドに戻るも
思考の堂々巡りの末、結局眠りにつけたのは十時だった。
[PR]
by cursedbird | 2007-02-05 23:16 | 小説

ValentineDream -SideGirl-

「ばいばーい、チカちゃん。」
「チカちゃん、ばいばい。」
「おう。また明日な。」
チカちゃんは私とアキちゃんとは家の方向が逆になる。
だから、校門でお別れだ。

「ミー、今日授業聞いてなかったでしょ?」
「あ・・・・・・、わかった?」
「うん。後ろからでもよくわかった。」
くすくすと笑いながら、今日の授業態度のことを言う。
「あの人にあげるチョコのことを考えてたでしょ。」
「あはは・・・・・・、あたり。」
アキちゃんに言われたとおり、今日の授業はまったく聞いていなかった。
市販のいいものを渡すか、それとも、頑張って手作りにするか。
そのままチョコでいくか、ケーキにするか。
形はどうしよう、とか。
「ミー、そんなので、大丈夫なの?」
「え?」
突然、心配そうな声になる。
「ほら、お姉ちゃんと同じ高校に入りたいって言ってたでしょ?
 あそこ、レベル高いって有名だよ。」
「う・・・・・・。」
お姉ちゃんが通う高校は、比較的自由な校風が人気の私立高校。
その代わり、妙にレベルが高い高校だ。
「うん・・・・・・、わかってる。けど、今だけは・・・・・・。ね?」
「・・・・・・はぁ。」
と、アキちゃんがため息をつく。
呆れられちゃったかな?
「しかたないな、ミーは。」
でも、返ってきたのは違う答え。
「今は忘れててもいいけど、そのかわり、後で今の分もきっちり見てあげるからね?」
「あはは・・・・・・」
つい、苦笑で返してしまった。
アキちゃんは、実は学年でトップクラスの実力を持つ優等生。
「ありがとう、アキちゃん!」
思わず漏れた苦笑を隠すように、アキちゃんに抱きついてみせる。
「ちょ、ちょっとミー、あぶないって・・・・・・」
歩道で、あっちへふらふら、こっちへふらふら。

やっぱり、持つものは友達だ。
[PR]
by cursedbird | 2007-02-04 19:32 | 小説

ValentineDream -SideBoy-

「じゃーな本田」
「ああ、じゃな」
今日の授業は終わり。俺たちは早々に学校を出る。
三年生は部活を引退しているから、すぐに変えることが出来る。
まぁ、かといって勉強するわけでもないのだけれど。

「はぁ~、あのバカのせいで意識しちまった・・・・・・。」
あの会話のせいで、残りの授業は本当に大変だった。
気がつけば、ある一点に目が行っている。
おまけに、必死で目を離しても、気になって仕方がない。
幸いだったのは、向こうがこっちを向かなかったことだ。
もし、目があったりしたら、恥ずかしくて教室を飛び出していたかもしれない。

「いつから、なんだろ」
空を見上げると、真正面に太陽があった。
まぶしい。
本当に、いつから意識するようになったんだろう。
一年で同じクラスだった時は、気にもならなかった。
二年でクラスが離れた時も、なんとも思わなかったはずだ。
だとすると、三年でまた一緒になってからか。
いつかに比べて、最近はまだマシになってはいるけど
今日みたいに意識してしまうと、もうダメだ。
「あ゛あ゛ー!!もう!」
だんだんイライラしてきた。
なんでこんなに気になるんだよ。
つーか、気になるんなら告っちゃえばいいじゃねーか!
それでOKなら、何の問題もないし。
フられちまえば、それで諦めがつくじゃねーか。
そうだよ、そうすればスッキリするじゃねーか。
「・・・・・・でも、なぁ。」
それが、できない。
やっぱり、怖いんだと思う。フられることが。
情けない。本当に。

あー、もう、さっさと寝よう。
ヤなコトは寝て忘れる。これが一番だ。
[PR]
by cursedbird | 2007-02-03 10:23 | 小説

ValentineDream -SideGirl-

「・・・・・・でもお前は男なのか本田ァァァアァァーーーー!!」
急に聞こえてきた怒声に、驚いて振り向く。
声の主は、横山満君。このクラスのムードメーカー。
一年生の時に同じクラスだったけど、まったく変わっていないみたい。
「ハハハ・・・・・・。またか、アイツは。」
チカちゃんが苦笑いを漏らす。
「ちょっと、びっくり・・・・・・。」
アキちゃんは胸を押さえている。でも、顔は笑っている。
みんな、もう一年が過ぎようとしているから、慣れっこになっている。
いつも唐突だから、驚いちゃうけど・・・・・・。
「ミー。本田君、男じゃないんだってさ。」
チカちゃんがニヤニヤしながらこっちを見ている。
「うーん、そんなわけないと思うんだけど」
あはは、と笑いながら応える。
「でもミー、今年は土曜日だよ?」
しばらく笑っていると、思い出したようにアキちゃんが言う。
「うーん、そうなのよね。わざわざ家まで行くのもおかしいし・・・・・・。」
「別に、十三日でいいと思うけどね。」
「だーめ。」
アキちゃんの提案を遮る。
「十四日じゃないと意味がないの。」
「こだわるね。」
「乙女、ですから。」
胸を張って言うと、笑われてしまった。
しばらく不満そうな顔をしてみるけど、やっぱり私も笑ってしまう。

「てかさ、ミー。あんた本命だけしか作らないワケ?」
「そうじゃないと意味ないでしょ?」
「そうかぁ?アタシなんか、後輩とか男友達なんかにもやるけどなぁ。」
すぐに否定されてしまう。
「私も、後輩くらいには、あげるかな。」
「えー、アキちゃんも?」
少し意外。アキちゃんは内気なタイプだったから。
「うん、挨拶みたいなものだから。」
「そうかぁ・・・・・・。やっぱ、私も」
そのとき。
「それでもお前は男なのか本田ァァァアァァアァァアアァ!!」
今日二度目の雄たけび。
今回は、さすがに耳をふさいだ。
[PR]
by cursedbird | 2007-02-02 13:37 | 小説