バフォメットファンを自称する    INTエルフ。風属性。     ゴスロリ大好き。


by cursedbird
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ValentineDream -SideBoy-

「じゃーな本田」
「ああ、じゃな」
今日の授業は終わり。俺たちは早々に学校を出る。
三年生は部活を引退しているから、すぐに変えることが出来る。
まぁ、かといって勉強するわけでもないのだけれど。

「はぁ~、あのバカのせいで意識しちまった・・・・・・。」
あの会話のせいで、残りの授業は本当に大変だった。
気がつけば、ある一点に目が行っている。
おまけに、必死で目を離しても、気になって仕方がない。
幸いだったのは、向こうがこっちを向かなかったことだ。
もし、目があったりしたら、恥ずかしくて教室を飛び出していたかもしれない。

「いつから、なんだろ」
空を見上げると、真正面に太陽があった。
まぶしい。
本当に、いつから意識するようになったんだろう。
一年で同じクラスだった時は、気にもならなかった。
二年でクラスが離れた時も、なんとも思わなかったはずだ。
だとすると、三年でまた一緒になってからか。
いつかに比べて、最近はまだマシになってはいるけど
今日みたいに意識してしまうと、もうダメだ。
「あ゛あ゛ー!!もう!」
だんだんイライラしてきた。
なんでこんなに気になるんだよ。
つーか、気になるんなら告っちゃえばいいじゃねーか!
それでOKなら、何の問題もないし。
フられちまえば、それで諦めがつくじゃねーか。
そうだよ、そうすればスッキリするじゃねーか。
「・・・・・・でも、なぁ。」
それが、できない。
やっぱり、怖いんだと思う。フられることが。
情けない。本当に。

あー、もう、さっさと寝よう。
ヤなコトは寝て忘れる。これが一番だ。
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by cursedbird | 2007-02-03 10:23 | 小説