【月ノク】物語の終焉
2010年 11月 05日
夜。
川岸にて独り。
これまでのことを思い返すレヴィエル。
何か、何かを忘れている。
と、そのとき。
空間が歪んだ。
そして
そこから現れたのは、悪魔。
全てを破壊し尽す、暴虐の徒。
彼らは空間の歪みを通り、次々と現れる。
村を護るため、村中を奔走するレヴィエル。
どこかで聞いたことがあるような言葉だが。
今のレヴィエルが放つと、なんとも頼もしい。
宿に居た冒険者たちの見せ場。
冒険者稼業をしているだけあり、やはり実力は備えていた模様。
そして彼らが苦戦する相手を軽々と切り伏せるレヴィエル。
いやはや、凄まじい。
激戦の最中、リスティルの姿を見つける。
・・・何故?
大方の悪魔を倒しきり、安心していたところに突如現れた男。
その正体は・・・
かつて炎獄の魔王と呼ばれた存在だった。
御伽噺レベルの強大な存在には、流石に歯が立たない。
さらに、魔王の魔力により、せっかく隠れていた村人達も、全員表に召喚されてしまう。
そこへ割ってはいるレヴィエル。
流石主人公、登場のタイミングを心得ている。
人間相手ならともかく、悪魔の、それも魔王クラスが相手。
レヴィエルの正体も、たやすく看破されてしまう。
村全体に動揺が走るも・・・
当のレヴィエルは、揺らがない。
逆に挑発し返すレヴィエル。
お前はその程度の存在でしかない、と。
村人に、ルナのことを知られてはいけない。
ルナを下がらせ、いざ
vsヒュプノシス ブレイブレベル無し
火炎耐性、氷結弱点。
炎の魔術を得意とし、専用魔術も相当数所持。
・・・なのだが。
哀れな事に、イベントバトルである。
何もしなくてもレヴィエルは倒れず、必ずHPは1のこる。
しかも、瀕死状態になると、気迫でHPとMPを全快する。
これが守護者の意地か。
追い詰められたヒュプノシスは、村ごと焼き払ってしまおうと最大魔術を詠唱する。
それに気付いたレヴィエルは・・・
自らの身を犠牲にし、魔術を押さえ込む。
圧倒的なピンチと思われるがそこにルナが乱入する。
「レヴィエルが自分を犠牲にして戦っているのに、自分だけ隠れているなんてできない」と。
そして再び形成を盛り返し、攻撃を続けると
またも、ヒュプノシスは村ごと吹き飛ばそうと最大魔術の詠唱をする。
ひょっとして、弱点を気付かれてしまったのかな?
再びそれを押さえ込むが
次は剣を弾き飛ばされてしまう。
再び訪れた圧倒的なピンチに
ロッシが、自らの打った剣を渡す。
ロッシ本人は忌避している、忌々しい剣。
だが、レヴィエルになら扱える、と。
凄まじいステータス。
間違いなく、究極の一振りと呼んでいいだろう。
お前武器まだ余ってんじゃねぇか!なんて突っ込みは無粋。
弾き飛ばされた剣も、後日回収したのかちゃんとあります。
遠慮なく魔剣を振り回そう。
そしてついに
撃破に成功する。
何も考えずに剣振ってるだけでいいのに、いい収入だ。
村を包んでいた炎も、リスティルの魔術によって雨が降り、収束に向かう。
これで、このバカげた騒ぎも終わった。
by cursedbird
| 2010-11-05 14:30
| 別ゲ